楽園シリーズ 第四弾。
悪天候のため,一日スライド登板。
って前日に聞いても日曜日だというのに普通に空いていた。(驚)
聞いた私の方がびっくり。
有名船になると1年前では予約がとれず,
400日,500日前から予約を入れないといけない ご時世なのに。
とはいえ私以外の土曜メンバーは全員無理とのこと。
一日でメンバーを集めなければ…
釣り好きな方ほど前々から予定を入れているから
こりゃ メンバー集まらないぞ。
とりあえずエブリデーがサンデーな方は行ってくれるとして…(笑)
前夜にもう1名エントリーしていただいて,何とか出発にこぎ着けた。
これまで3回は車に乗せてもらっていたが,
今回は,自分の車で。
無事に港までたどり着けるか?(笑)
過去3回 どの車のナビにも載っていない(新しい道ではない)港への道。
やはり私のナビでもだめ…
途中からナビが不機嫌になり やがて道が消えた。
獣道を抜け,記憶の糸をたどり,何とか出船30分前に無事到着。
船頭さんが来るまで,波止の先端でエギング。
ブリの大好物のアオリ。
コイツをエサに飲ませ釣りで勝負?
日和佐の飲ませ釣り漁師?さんも
アオリを5杯持って行けばブリが5本捕れるって言ってたな。
結局 5回ほど投げたところで 船頭さん到着。
1杯も確保できなかった…
今回もハマチ〜ブリを期待して。
いざ出撃。
前回同様 サビキ飲ませ,胴付き1本針,そしてジギング。
まずは 近場のベイト調査。
アジを狙うが,小アジではなく2年物のアジ。
人間のエサになる25〜30cm強のマアジ・マルアジがターゲット。
さすがはアジ釣り船の漁師さん。
アジに手を触れることなく 即イケスへ。
ポツポツとアジが掛かるが,仕掛けに鈴なりにはならない。
潮がまだ来ていないのか。
アジ釣りの最中に掛かったアジを狙って
エサ取りの?ハマチ(60cm級)が掛かってきた。
今日はアナタじゃないの。
しかし,アジが釣れない!!
30分ほどで船中6,7匹のアジを釣ったところで
「沖行ってルアーしよか。」
前回と同じ展開だ。
10分ほどでポイント到着。
前回と同じタックルで勝負。
先週はここでメーターオーバーの12kgも出たそうでやる気満々。
しかし,GPS魚探を見ると 流れは1ノット前後。
これから潮はどんどん緩んでいく。
ジギングは潮で喰わすので,これでは期待薄。
前回はもっと早い時間帯に沖に出て1.8〜1.5ノット流れていた。
予想通り,2回3回流してもアタリはない。
ジグが潮を噛む感触が伝わってこない。
テンション下がったまま回収していると
底から20mほど巻いたところで突然
ドスン!!
と ものすごい衝撃が手に伝わった…次の瞬間
バチッ!!
わずか1秒の出来事であった。
280gのジグがシャクれるようにドラグはややきつめに設定していたとはいえ
そう簡単に飛ばされるような細いラインではなかったというのに。
こうなったら飲ませ釣りじゃ!!
少ないが弾(アジ)はある。
絶対に切られないように ハリス16号!!で臨む。
最初の流しでMさん いきなり大物ヒット。
前夜無理してエントリーして頂いたので
是非とも獲ってほしい。
無事 身柄確保。
帰港後検寸すると
90cm!!
前回に引き続き,自己記録大幅更新おめでとうございます。
ちなみに 人間のエサではありません。
ブリ用のアジ。
この うまそうなアジがブリのエサに。
1匹目のアジは3回ほど流したら死んでしまった。もちろん捨てずにクーラーへ。
2匹目のアジはアタリがあったが,針掛かりせず 食い逃げ〜(泣)
最後の1匹となる3匹目のアジは3回流して もう死にかけ…
あと1回流したら また岸寄りに戻るという。
死にかけアジにわずかな期待を込めて…
大きな沈船を越えて,もう揚げないと…と思ったら 突然竿先がふわっと軽くなる。
食い上げだ!!
急いで糸ふけを取って 大合わせ!!
あれっ?
またラインテンションがなくなった。
バレタか…と思ったら 更に食い上げていた。
魚は付いている。
突然走り出した魚は手応えからして良型まちがいなし。
根ズレ回避のためドラグはガチガチ。
有無を言わさず引き寄せる。
前回ほどの手応えではなかったが よく肥えたきれいな魚体。
83cmあったので 小ブリということにしておこう。
最後の弾 それも最後の一流しでヒット! ラッキーだった。
バラし菌感染中の この方にも ブリヒット!!
…が ナチュラル リリース。
弾切れ 補給のため 岸よりのポイントへ戻る。
引き潮になってから 瀬の前でアジが映るようになっていい感じ。
2匹3匹と連で掛かるようになった。
しかし,もたもたしていると,エサ取りのハマチ(60cm)がアジを取っていく。
ここでも2匹 ハマチが掛かった。
弾を30発ほど確保したので,再びブリの漁場へ。
期待を込めて流してみるものの,アタリはさっぱりなし。
沈船を越えて 底を意識して流していると…
ガタガタガタ…と激しいアタリ。
このアタリは 間違いなく ヒラメ。
竿先を送り込み本アタリに備える。
竿先で聞いてやると,ガツ ガツ と反応あり。
ヒラメ40なので,食い込め 食い込め と送り込んでいく。
10秒… 20秒… そして30秒
竿先がぐぐっと入ったところで,大合わせ。
底でバタバタ激しく大暴れしたものの,巻き始めるとスイスイ上がってくる。
この手応えはやはりヒラメ。それも大判間違いなし。
すっかり釣り上げた気分になっていると
突然竿が締めこまれ…
スカッ
またしても 痛恨のバラシ。
バラシ菌感染中の方に再びヒット。
見る限り 青物ではなさそう。
おいしい外道のヒラメでした。
スレ掛かりだったことは 内緒にしておきますから。(笑)
60cm弱だが,小物って言われてた。
ココでは3〜5kgのヒラメがよく出るという。
3〜5kgっていえば 65cm〜80cm。
船頭さんは 「小さい 手のひらや!!」って
結局 青物の反応はなく 三たびアジ釣りへ。
ポツポツとアジを追加したところで
14:00 終了。
時合いに弾切れという憂き目にあってしまい数を伸ばせなかったが
今日も 普通にみんなにブリがヒットした。
改めてこの釣り場のポテンシャルの高さを認識した。
3人でこれだけ〜
今日もヤズ(ツバス)からブリまで4世代同居。
本日の釣果 ハマチ 3匹 ブリ83cm アジ20匹